日本ハム・稲葉篤紀GM=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) (WBC決勝、日本3-2米国、21日、米国・マイアミ)ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本の優勝に球界から称賛の声が相次いだ。
腰の張りで1次リーグ後に離脱した栗林良吏投手(広島)はインスタグラムに、仲間が自身のユニホームを持って撮影した写真を引用し「ユニホームで入れてくれてありがとう」と感謝。左脇腹を痛めて大会前に辞退した鈴木誠也外野手(カブス)は「世界一かっこいい」と投稿した。
東京五輪で監督を務めた日本ハムの稲葉篤紀ゼネラルマネジャーは「これぞ日本の野球だというものを見せていただけた」と語った。前回優勝の2009年の第2回大会で日本代表を率いた巨人の原辰徳監督は「栗山監督の人柄、情熱がチームを作った。野球発祥の地である米国と決勝で戦えた。意義ある勝利」と賛辞を惜しまなかった。
ヤクルトの高津臣吾監督は教え子の村上宗隆内野手が決勝で放った本塁打について「彼らしい打撃だった」と喜んだ。出場を熱望しながら、代表に選ばれなかった田中将大投手(楽天)はツイッターに「おめでとうございます」と投稿した。