二回、本塁打を放つ村上宗隆=米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(撮影・長尾みなみ) (WBC決勝、日本-米国、21日、米国・マイアミ)日本の村上宗隆内野手(23)=ヤクルト=が1点を追う二回、先頭で打席に入ると米国・先発のケリーが投じた初球、92・4マイル(約149キロ)の甘めの直球を右翼上段に運んで今大会1号。1-1の同点に追いついた。
打球速度は115・1マイル(約185キロ)で打球角度は25度、飛距離は432フィート(約131・6メートル)だった。
前夜のメキシコ戦で逆転サヨナラ2点二塁打に続き、2打席連続での長打と完全に目覚めた「令和の三冠王」。同じ米国と対戦した2021年東京五輪の決勝戦でも三回に左中間へソロを放っており、米キラーを襲名した。