第5回WBCで優勝しガッツポーズする日本の大谷翔平=21日、マイアミ(共同) (WBC決勝、日本3―2米国、21日、米国・マイアミ)「3番・DH」で出場した侍ジャパン・大谷翔平投手(28)=エンゼルス=が九回に救援で登板し、WBC決勝の大舞台で「リアル二刀流」を披露した。日本ハム時代の2016年10月16日のCSファイナル、ソフトバンク戦以来の救援登板では、2死走者なしでエンゼルスで同僚のマイク・トラウト外野手(31)との対決が実現。フルカウントからの7球目、87・2マイル(約140キロ)のスイーパー(スライダー)で空振り三振を奪い、胴上げ投手となった。
■大谷VSトラウトの全球ハイライト
❶142キロ スライダー 真中低め ボール 1-0
❷160キロ ストレート 真中低め 空振り 1-1
❸160キロ ストレート 外角中央 ボール 2-1
❹160キロ ストレート 外角中央 空振り 2-2
❺163キロ ストレート 外角低め ボール 2-3
❻140キロ スライダー 外角中央 空振り 三振