四回、戦況を見守る阪神・岡田彰布監督(右端)=東京ドーム(撮影・福島範和) (オープン戦、巨人6ー4阪神、22日、東京ドーム)阪神が3連敗。先発の西純矢投手(21)は五回に3本の適時打を浴び、5回10安打5失点(自責4)と不安を残した。打線は「6番・右翼」のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=が5回に3号ソロ、八回には「2番・二塁」の渡辺諒内野手(27)が右中間に3点二塁打を放った。大山悠輔内野手(28)は1安打、佐藤輝明内野手(24)は無安打だった。関東遠征を3勝3敗で終えた岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(オープン戦成績=7勝7敗、観衆=2万1661人)。
★試合前
ーー鳴尾浜で伊藤将が座らせて30球ぐらい投げた
「27球やろ、30球とえらい違いやで。投げたんいうのは聞いてるよ、まだやまだや。ブルペン投げたいうだけやろ? もうちょっと球数も増やしていかなアカン」
ーー25日の登板は
「そんなん無理よ。京セラ(24日からオリックス3連戦)来るんかな。ピッチングする言うてたから見てからやろ。報告じゃ分かれへん」
ーー実戦挟まずに開幕は
「一切ない。待ってるピッチャーで、頑張ってるピッチャーがかわいそうやんか」
ーーB・ケラーは
「エエ報告上がってない。ビーズリーもだいぶエエみたいやけどなあ、シートやる言うてたけど。4時間半も長い試合するからできへんかったんや(21日のウエスタン・ソフトバンク戦は12ー13で敗戦)。なんちゅう試合してるんや。あの後にシートやるとかいうてたけど、もう試合が長くなってできへんかった。(試合終了は)5時やろ? なんちゅう試合しとんねん」
五回、巨人・中田翔に適時二塁打を浴びる阪神・西純矢=東京ドーム(撮影・福島範和)ーー村上は1軍に帯同して中継ぎで
「ずっとおるよ。ブルペンに入れるいうことは1軍で投げるいうことやからな」
★試合後
ーー西純は悪い流れを断ち切れなかった
「悪い流れって。ド真ん中ばっかりやん。もう映像で出るから。よう、あれだけ、ド真ん中にいくなあ。キャンプでもあんだけ、真ん中に投げてないやろ」
ーー追い込んでからも甘いところがあった
「力で抑えられると思うからやな。もう勘違いよな。あのぐらいのボールで、おーん。力で抑えられへんやろ。低めに投げんと。本番前に確認できた? ちょっと考えなアカンよなあ。あれでは打たれるよ」
ーー3週間後に東京ドームで試合がある
「まだ分からへんやん、何を言うてんの、そんなん、お前。考えやなアカンって言うてるやん。あんなピッチングをしてたら、他のピッチャーにも影響を与えるよ。悪い影響をな」