WBC決勝前のセレモニーで日の丸を手に入場する大谷=マイアミ(共同) (WBC決勝、日本―米国、21日、米国・マイアミ)試合前に組む侍ジャパン恒例の円陣で、初めて声出し役を務めた大谷翔平投手(28)=エンゼルス=の言葉が、トレンド入りした。テレビ朝日でWBC決勝、日本-米国が放送されており、その中で大谷の声出しの様子も映し出された。
大谷は「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう。一塁にゴールドシュミットがいて、センター見たらトラウトがいて、外野にはムーキー・べッツもいる。野球をやっていたら誰しもが聞いたことあるような選手がいると思うんですけど、きょう一日だけは、憧れてしまったら、超えられないので。僕らはきょう超えるために、トップになるためにきたので。きょう一日だけは、彼らへの憧れは捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、いこー!」と選手たちを鼓舞した。
この放送の直後、「円陣声出し」や「憧れるのをやめましょう」がトレンド入り。「大谷選手ほんとかっこいい。彼にしか、大リーグで結果を出している彼にしか言えない言葉」「何だよ憧れるのをやめましょうって カッコよ過ぎんだろ……」「この人が言うから重みがある。この場に必要な言葉を言ってくれるよなぁ」「憧れてるだけじゃダメ。挑戦しなきゃいつまでも変わらない」など称賛のコメントが相次いだ。