ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本の優勝を受け、日本のスポーツ界からは22日、歓喜の声が相次いだ。柔道男子66キロ級で東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)は「本当にすごい。自分も負けていられない。柔道でも日本を盛り上げていきたい」と刺激を受けた様子だった。
フィギュアスケートの世界選手権に臨んでいるペアの木原龍一(木下グループ)は「日本選手が戦っている姿は勇気をもらえた」。東京ドームで行われた1次リーグを観戦した競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)はツイッターに「鳥肌」と投稿し、感動を表現した。
秋にワールドカップ(W杯)フランス大会を控えるラグビーで日本代表の松島幸太朗(東京SG)は「優勝を有言実行して、やっぱり強いチームだと思った。(自分たちも)期待に応えたい」と続く活躍を誓った。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「いい試合だったし、とにかく一生懸命やっていた。稽古をやっての結果で、誰にでもできる話ではない。日頃の努力だ」と称賛。サッカー元日本代表の本田圭佑は自身のツイッターで祝福した上で「野球大国。いつかサッカーも」とつづった。