松野博一官房長官は22日の記者会見で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表チームが23日に報告のため首相官邸を訪れると明らかにした。岸田文雄首相が祝意を表するとみられる。
松野氏は代表の戦いぶりについて「国民を大いに盛り上げ、大変素晴らしい偉業だ。感謝の意を表したい」と述べた。
自民党の高木毅国対委員長は国会内で記者団に「侍ジャパンはすごいことをやってのけた。栗山英樹監督はそれぞれの立場や適性を見抜き、素晴らしい采配をした」と称賛した。公明党の佐藤茂樹国対委員長は「チームが団結して力を発揮したことが優勝に結び付いた。非常に喜ばしいニュースだ」と国会内で記者団に語った。
立憲民主党の安住淳国対委員長は党会合で、日本が前回優勝した2009年に民主党政権が誕生した点に言及。「政権交代の年に優勝することが分かった。今年は頑張ろう」と気勢を上げた。共産党の穀田恵二国対委員長は会見で「メジャーリーガーのみならず、各選手がよく奮闘した」とたたえた。 国民民主党の玉木雄一郎代表は党会合で「これ以上ない究極のエンディングだった。野球、スポーツの力を実感し、感動した」と振り返った。