(WBC決勝、日本―米国、21日、米国・マイアミ)侍ジャパン・大谷翔平投手(28)=エンゼルス=が「3番・DH」で出場。3―2の九回には7番手でマウンドに上がり、1回無失点で胴上げ投手に。グラブと帽子を投げ捨て、喜びを爆発させた。
先頭を歩かせるも、ベッツを併殺に打ち取り、2死走者なしからエンゼルスの同僚、トラウトとの〝夢対決〟が実現した。日米の野球ファンの注目が集まる中で、100マイル(約160キロ)の直球を連発。164キロもマークし、最後はスライダーで空振り三振に仕留めた。