ミュージカル「のだめカンタービレ」の取材会に出席した左から上野樹里、三浦宏規=東京・内幸町 女優、上野樹里(36)が10月に東京・有楽町のシアタークリエで開幕するミュージカル「のだめカンタービレ」で主人公・のだめ役を演じることが決まり、都内で取材会を行った。
人気漫画が原作。落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生・野田恵(のだめ)が、指揮者を目指す千秋真一と出会い、クラシック音楽を通じて成長する姿を描くラブコメ。2006~08年に上野と玉木宏(43)でドラマ化されて大ヒットし、映画・アニメ化もされた。
初ミュージカル化の今公演が初舞台となる上野は「歌いあげるというより、お芝居の延長線上で、のだめがカンタービレすると、どんな風に歌うのっていうのがおもしろいと思って」と出演の決め手を説明。大学時代の設定に「舞台ってリアルな年齢じゃなくても見せられることも挑戦」と力を込めた。
千秋役には舞台「千と千尋の神隠し」でハク役を務めた俳優、三浦宏規(23)が抜てきされ、「大好きな作品で当時、見ていた。上野さんがのだめでうれしい。怖いです、正直。玉木さんじゃないんかいって言われそう。精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。