女子SPで演技を終えてガッツポーズする三原舞依(撮影・桐原正道) フィギュアスケート・世界選手権第1日(22日、さいたまスーパーアリーナ)女子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナルを制した三原舞依(23)=シスメックス=が、73・46点で3位だった。「戦場のメリークリスマス」のしっとりとした音楽に合わせ、冒頭のダブルアクセルを流れるように決めると、続く3回転フリップも着氷。練習で転倒するなど安定感を欠いていた3回転ルッツ、3回転トーループの連続ジャンプは、本番では3回転トーループで回転不足を取られたが、きっちり決めた。演技後はガッツポーズと涙を見せて喜びを爆発させ「声援が私の背中をグッと押してくれた。楽しく滑れた。あしたしっかり休んで、フリーではもっと全力でいけるようにしたい」と24日のフリーに向けて意気込みを見せた。