WBCを制した侍ジャパンを祝福するボードを掲げる阪神ファン=東京ドーム(撮影・福島範和) (オープン戦、巨人6ー4阪神、22日、東京D)阪神・岡田彰布監督(65)が試合前に取材に応じ、WBC日本代表として世界一に貢献した湯浅京己投手(23)、中野拓夢内野手(26)について言及した。主な一問一答は以下の通り。
ーーWBCは見た
「そらみてるよ(笑)。エエ試合したよなあ」
試合後 スタンドに手を振る(左から)村上宗隆、中野拓夢、山田哲人ら侍ジャパンナイン=米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク(撮影・長尾みなみ)ーー印象に残ったのは
「そらあ、エエ試合したからな」
ーー決勝では出番がなかったが、中野や湯浅はいい場面で起用された
「いいところって、いいところがわからへんけど」
ーー準決勝のメキシコ戦では湯浅が僅差で起用され、勝利につながった(1点を勝ち越された八回1死一、三塁で登板)
「俺はここでかと思ったよ(笑)。そら見方が違うやんか。最後もお前、中野に回ってこいって思ったし。次やったからな。ファンがみてるのとは違うから」(九回無死一、二塁で逆転サヨナラ打を放ったヤクルト・村上の次打者が中野)
ーー中野に回ってきたら決める予感は
「可能性があるやんか。最後回ってきたら。何が起こるかわからへんからな。そらすごいヒーローやから。打った方が自信つくし、自分とこの選手に関してはな、そうなるやんか」
ーー湯浅もWBC公式球を扱えていた
「いや、首振って打たれたから、悔い残ってると思うよ(笑)。あんなエエ真っすぐいっとったのにな、首振って、フォーク要求されてるなと思ったけどな。一ファンみたいに、抑えた、打たれたじゃないから。俺はもうすぐわかったよ。フォーク要求されて、首振ってんなあっていう」(2死まで漕ぎつけたが、フォークを左前に運ばれて5点目献上)
ーー2人の合流は週明けか?
「時差ボケも、わからへんからな、汗流してな。帰ってきて次の日くらいは休ませるけど、一回合流して、どのくらいの時差ボケっていうかな、体調を含めて、本人に聞いてみると思うけどな」
ーー優勝は日本球界にとってプラスか
「それはめっちゃプラスよ。そんなんお前」