回、ソロ本塁打を放つ阪神・森下翔太=東京ドーム(撮影・福島範和) (オープン戦、巨人―阪神、22日、東京D)阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)が伝統の一戦で、持ち前のパワーを発揮した。
0―1の五回1死走者なしから、巨人先発・メンデスの129キロ変化球を捉え、左中間スタンドへ白球をほうり込んだ。
「追い込まれていたので、ストレートと変化球どちらにも対応できるように準備していました」と振り返り、「初めての東京ドームで、少し独特な雰囲気を感じながら打席に立っていますが、しっかりと自分のスイングができた」と胸を張った。
オープン戦3号となる同点ソロに虎党も大歓声でたたえ、ルーキーもベンチ前に戻ってくると、パンチを繰り出すようなパフォーマンスで喜びを表現した。
3月14日のDeNA戦(横浜)以来、出場5試合ぶりの一発で試合を振り出しに戻した。4試合連続安打と好調なバットで、虎を勝利に導く。