ブレイキングダウン7・5で対戦するジョリー(前列左)と啓之輔(同右) 総合格闘家、朝倉未来(30)が団体の社長を務め、1分間最強を決める格闘技大会「BreakingDown(ブレイキングダウン)7・5」(3月31日開催)の対戦カード発表会見が21日、東京都内で開かれ、メインカードはブレイキングダウン7の再戦となる格闘家、啓之輔(39)とジョリー(24)の対決に決まったが、会見場は不穏な空気が充満した。
2月に行われた前回の試合では延長戦の末、ジョリーが判定勝ち。判定内容に不満を抱く啓之輔が朝倉ら大会運営側に再戦を求め、今回のカードが実現した。しかし、ジョリーは会見で挑発を繰り返した。
まず、両者がにらみ合う「フェイストゥフェイス」で啓之輔にいきなりビンタをかますと、舞台裏へダッシュ。啓之輔はそばにいる朝倉に「手を出していい?」と尋ねながらも相手の挑発に乗らず、平静を保った。
啓之輔への挑発を繰り返したジョリーそれでも、ジョリーは前回の試合について「ずっと〝塩試合〟とかいわれたが、啓之輔がずっとつかみにきておもんない展開に持っていった。俺はアグレッシブに殴ろうとしたけれど、今回は眠たい試合をさせねえぞ。(啓之輔の)目を覚ますためにビンタをしました」と自らの行動を正当化した。