【No Ball、No Life】海外でプレーする日本人選手の活躍が連日続いている。ブライトンの三笘薫がFA杯準決勝グリムズビー・タウン戦でゴールすれば、フライグルクの堂安律はブンデスリーガ第25節マインツ戦で2試合連続となるゴールを決めた。ラ・リーガのソシエダでプレイする久保建英も第26節エルチェ戦で今季5点目を奪ったし、上田綺世もジュピラー・リーグ第30節ゲンク戦で今季14点目を決め、得点王を狙えるポジションにつけている。
鎌田大地、遠藤航、伊藤洋輝、板倉滉、伊東純也といった中盤、最終ラインの選手たちもそれぞれのクラブで出場を重ねている。全員の名前はあげないが、24日ウルグアイ戦、28日コロンビア戦に向けて招集された日本代表にはこうした海外でプレーする選手がズラッと並び、W杯後の初戦となる親善試合に向けて先週末の試合を終えて続々と帰国している。
今回はそれだけではない。同時期に欧州遠征を行うU-22にも小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)、鈴木唯人(ストラスブール)、田中聡(コルトレイク)が選出されている。斉藤光毅はけがのため辞退となったが、こちらも海外でプレーする選手を4人含んでいる。
この欧州遠征を行うU-22はパリ五輪に向けたチームとなるが、出場資格を持つ松岡大起も清水からブラジル2部のグレミオ・ノボリゾンチーノへ期限付き移籍することが発表されている。 「チャンスがあるなら、若いうちに海外へ」。誰彼ともなくこう言われはじめたが、いまはこの言葉に後押しされるようにホントに多くの若い選手が海外に飛び出して経験を積んでいる。