宝塚歌劇星組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』星組トップスター礼真琴(右)、暁千星(左) =梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ (撮影・山田喜貴)
ギャラリーページで見る宝塚歌劇団星組トップスター、礼真琴(れい・まこと)が主演を務めるミュージカル「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」が21日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。
原作は、フランスの文豪スタンダールの長編小説で、2016年にフランス・パリで初演され、フレンチロックのパフォーマンスが大好評を博した。
礼が演じるのは地方で貧しい製材業の息子でナポレオンを崇拝し、立身出世を夢見る野心家の青年ジュリアン。上流階級への嫌悪感や敵対心への葛藤や人を愛するがゆえに苦しむ姿をシリアスに表現し、安定感抜群の歌唱力でファンの心を奪った。
29日まで。東京公演は4月4~10日、日本青年館ホールで。