三回、阪神・西純矢の内野安打に、岡田彰布監督は、この表情…=ベルーナドーム(撮影・中井誠) (オープン戦、西武2ー1阪神、21日、ベルーナD)阪神・岩崎優投手(31)が両軍無得点で迎えた八回2死から連続本塁打を浴びて、チームは連敗。得点は九回の内野ゴロによる1点のみ。「5番・三塁」の佐藤輝明内野手(24)は4打数無安打3三振。「6番・右翼」のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=は3打数1安打1四球だった。先発の西勇輝投手(32)は5回、村上頌樹投手(24)は2回を投げて、いずれも無失点。「9番・DH」に入った西純矢投手(21)は三回に投手強襲安打を放って、代走を送られた。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(オープン戦成績=7勝6敗、観衆=1万1783人)
ーー西勇は監督の助言受けて
「よかったよ。今日は」
ーー配球の幅が広がった
「球数(68球)が少なかったけどなあ。5回でエエわと思って。リリーフも投げてなかったからな」
ーー村上は久しぶりの登板
「そうやねん。うーん、本当は浜地もいくつもりだったんやけどなあ。まあ明日(22日の巨人戦)、投げなしゃあないやん」
ーー村上はシーズン中も長いところを任せる存在か
「一つ枠があるからな。もうちょっと見てからやな」
三回、内野安打を放つ阪神・西純矢=ベルーナドーム(撮影・安部光翁)ーー西純が「9番・DH」
「バントさそと思ったんや。(走者が)出えへんかったんや。(笑い)。それで9番でな。明日は投げるけど、明日は他のもんでDHを使いたいからな。1人ぐらい、お前、出ると思ったら、出えへんかったんや。ほな打たせなしゃあないやん」
ーー1打席はあしたのことも考えて?
「そうそうそう。それでもう帰らせたんや」
ーーバッティングはさすが
「まあなあ。誰かどっちか出てくれたら、ピッチャーでバントやったらちょうどエエとこやったんやけだ、うまいこといかんわな。それもヒット打ちよるからな(笑)」
ーー元々、バッティングがいい
「おーん、だから、そやなあ、明日投げたら今度はちょっとなあ、もう投げられへんから、明日最後やんか、西もな、だからファームで投げた時も、ちょっとバントとかそういうのやる予定にしてるけどな」
四回、三振に倒れた阪神・佐藤輝明=ベルーナドーム(撮影・松永渉平)ーー他のピッチャーも似たようなケースは
「だから京セラ(24日からのオリックス3連戦)からはな。明日はちょっとな、打たしたいヤツもおるし」
ーー打線はいいピッチャー出てきたら
「そんな打てんわなあ。どっかでどんどん打ていうても、そんな戦いになるよ。打ち合いになった方がどっちかというと困るもんな。ピッチャーは抑えてくれた方が安心するよ、はっきり言うてな。どこのチームも今の時期はピッチャーが抑えてくれたらなあ、そうなると思うよ」
ーー伊藤将の状態は
「明日くらいに、ピッチングするかもわからんみたいに言うとったよ。様子見てからやな。明日の」
ーーWBCは
「もうエエやろ、今日、記事ならん。今日は書くアレないやろ」