サヨナラの2点二塁打を放った侍ジャパン・村上宗隆(撮影・水島啓輔) (WBC準決勝、日本6Ⅹ―5メキシコ、20日=日本時間21日、米国・マイアミ)九回に逆転サヨナラ打を放った侍ジャパン・村上宗隆内野手(23)=ヤクルト=の熊本・九州学院高時代の恩師、坂井宏安氏(65)=前九州学院高監督=は滋賀県内で準決勝をテレビ観戦し「自分もそうだけど、日本中が『村上、ありがとう』(と感謝する状況)だったでしょうね」と声を弾ませた。
前九州学院高監督の坂井宏安氏高校時代も3打席凡退後に決勝打を放つなどの勝負強さを見せていたという。WBCの1次リーグでは当たりが出ていなかったが「呪いのカーテンをどこで払うか。勝負はアメリカ。今日も『日本が勝つなら村上が打って、でしょう』と話していたんですよ」と喜んだ。