エルチェ戦の後半、先制ゴールを決めるレアル・ソシエダードの久保=サンセバスチャン(共同) サッカーのスペイン1部で19日、レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)はホームのエルチェ戦に先発出場し、後半3分に今季5ゴール目となる先制点を決めた。同34分までプレーし、チームは2―0で勝った。スペイン紙「マルカ」(電子版)は同日、久保のコメントを引用し、その活躍を報じた。
久保は「得点できてホッとした。なぜなら、前半もっともシュートを打ったのは自分だったから。(状態は)よかったが、決定力を欠いていた」と試合を振り返ると、「残り試合で4位以内をキープして、3位以内に入れれば。(ホームスタジアムの)アノエタでチャンピオンズリーグ(CL)のアンセムを聞きたい。今季の結果はそれに値する」とリーグ戦上位4位以内に与えられる欧州CLの出場権に言及した。
この言葉を受けたマルカ紙は「日本のアタッカーは自身のゴールに納得しており、リーグ戦残り試合でのゴールに野心的だった」とその姿勢を評価した。