クラシコに臨むRマドリード・アンチェロッティ監督「バルセロナは猫ではなくライオンだ。私たちは恐怖すら感じる重要な一戦に臨むことになる」 Rマドリードは18日にラ・リーガ第26節、Rマドリードは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、勝利をつかむために「攻撃的に行く」ことを宣言した。
首位バルセロナに勝ち点9差をつけられている状況のマドリーにとって、今回のクラシコは引き分けという結果でも敗戦に近い感触となる。
会見に臨んだアンチェロッティ監督はやはり、攻撃的に戦う意思を示している。
「両チームとも互いのことをよく知っているし、もう秘密はない。考えるのはどうやって相手に問題を生じさせるかだ。私たちは攻撃的にプレーをする。リスクまでは冒さないとしても」
「私たちは今を楽しみたいし、明日の重要な試合で主役になりたいと思う。個人、集団、攻撃、守備と、あらゆる面でベストを引き出すことで勝てる一戦だ。私たちはラ・リーガがこの試合で終わるとは考えていない。そうではなく明日の試合に勝つことを考えている。それが私たちが考える唯一のことなんだ。彼らとの勝ち点差を縮めたい」
「私たちはバルサが猫ではなくライオンであると思わないといけない。彼らが猫ならば、まるでお祭りにでも行くようじゃないか。そうではないだろう。私たちは偉大なチームを相手にする重要な試合に臨むんだ。こういった試合を前に、恐怖やナーバスな感情を覚えるのは普通のことだよ。私の場合は試合の2時間前が最悪だ」
この試合の一つの注目点に挙げられるのは、FWヴィニシウス・ジュニオールとDFロナルド・アラウホのマッチアップだ。ヴィニシウスは右サイドバックに据えられるアラウホを相手に苦戦し続けている。
「確かに彼は、いつもより苦しい試合を強いられている。しかしヴィニシウスはいつだってヴィニシウスだ。彼はその動きだけでチームを助けてくれる。……まあ、彼を右サイドに置いたっていいかな」
「いや、右サイドに置くのは冗談だ。しかし、彼の動き出しは本当に重要なんだ。明日も左サイドでプレーするが、もっと動いてもらいたいと思う」(共同)
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