東北・金子和志が山梨学院のエラーで出塁。ペッパーミルポーズで喜ぶベンチの選手ら(撮影・林俊志) 青学大陸上部の原晋監督(56)が18日、自身のツイッターを更新。この日行われた選抜高校野球、東北(宮城)-山梨学院で東北の選手によるパフォーマンスを一塁塁審が注意したことに言及した。
原監督はニュース記事を引用リツイートし「いまだにこんな管理者(審判)いるんだ!?」と驚きを表し「世の中個性を大切にしようと言っているのに、他者を侮辱行為してないパフォーマンスに対して制限するなんて不思議でならない」と指摘。「負けるな高校球児!高校野球は君たちの為にあるのだから!」とつづった。
東北の一回の攻撃で金子和志内野手(3年)が敵失で出塁した際、自軍ベンチに向かってWBC日本代表で流行している「ペッパーミルパフォーマンス」を行ったことを受け、佐藤洋(ひろし)監督(60)が一塁塁審から注意を受けた。同監督は「これだけ(WBCで)日本中が盛り上がっているのに…。なんでこんなことで、子供たちが楽しんでいる野球を大人が止めるのか。もう少し自由に野球を楽しむということを考えてもらいたい」と問題提起。日本高野連は「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」とのコメントを発表した。
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