(WBC準々決勝、メキシコ5―4プエルトリコ、17日、マイアミ)メキシコが逆転勝ちで初の初の準決勝進出を決めた。20日(日本時間21日午前8時開始)の準決勝で日本と対戦する。
強豪プエルトリコとの一戦は接戦だった。5―4の八回1死一塁の場面で相手の4番リベラ(ダイヤモンドバックス)が放った大飛球を左翼のアロザレーナ(レイズ)がフェンス際でジャンプして好捕してチームを救った。
このプレーについてメキシコのベンハミン・ヒル監督(50)は「とても重要なプレーだった。メキシコのスポーツの歴史に残るプレーになると思う。サッカーのメキシコ代表は、まだW杯の準決勝に行ったことがないのだから」と語った。
メキシコはサッカーの強豪国として知られ、W杯出場17回はブラジル、ドイツ、アルゼンチン、イタリアに次ぐ5位。しかしながら、自国開催の2大会(1970年、86年)で8強に入ったのが最高成績で、準々決勝の壁を破ったのは野球代表が先となった。
この記事をシェアする