プエルトリコを破って準決勝進出を決め、喜ぶメキシコの選手たち=マイアミ(AP=共同) (WBC準々決勝、プエルトリコ4ー5メキシコ、17日、マイアミ)メキシコが4点を逆転する勝利で準決勝に進出した。20日(日本時間21日)に日本と対戦することが決定した。試合後にはベンハミン・ヒル監督(50)が会見で意気込みを語った。
ヒル監督は2021年の東京五輪でメキシコ代表を率いた後、昨季からエンゼルスで一塁ベースコーチを務める。メキシコは準々決勝の先発をエンゼルスで大谷と同僚の左腕パトリック・サンドバル投手(26)にすると発表しており、日本戦はエ軍対決も注目される。
指揮官は「日本は大スターもいる素晴らしいチーム。メジャーでプレーするスターもいるし、日本でプレーするスターもいる」と侍ジャパンを称賛。同時に「また(プエルトリコ戦と同じで)相手チームが有利といわれているがわれわれは恐れていない。日本はもちろん、とても尊敬しているがチームは集中しているし、全力を尽くすことに専念する。そしてうまくいけば準決勝を勝って、火曜日(決勝)でもプレーしたい」と闘志を燃やした。
メキシコと日本は20006年の第1回大会2次ラウンドで対戦し、今回は17年ぶり2度目。当時は日本が6―1で勝利している。またWBCでメキシコが準決勝に進出するのは初となった。
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