一回を投げ終えベンチに戻る巨人先発・菅野智之=東京ドーム(撮影・斎藤浩一) (オープン戦、日本ハム-巨人、18日、東京D)巨人・菅野智之投手(33)が緊急降板した。0-1の一回の攻撃で丸の2ランで逆転した直後。二回の表が始まる前に投手交代のアナウンスが告げられると声出し応援が解禁された観衆からどよめきが起こった。
先発した菅野は、一回に味方の失策などが絡み1失点。ピンチを背負いながらも後続を断ち、最初失点に抑えたが、わずか1イニングで2番手・船迫にマウンドを譲った。普段なら150キロ近くまで迫る直球の最速は144キロにとどまっていた。開幕投手候補のエースに異変が起きたとみられる。