タレント、長嶋一茂(57)が17日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)に生出演。前日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で日本の先制点のきっかけとなった大谷翔平投手(28)=エンゼルス=の三回のバント安打についてコメントした。
大谷は「3番・投手兼DH」で先発出場し、4回2/3を4安打2失点で勝利投手となり、三回の打席ではバント安打で先制点をお膳立て。試合は日本がイタリアを9―3で破って5大会連続の4強入りを決めた。
番組では準々決勝をVTRで振り返った。コメントを求められた長嶋は、〝投手大谷〟について、「この先のことを投手として考えてないくらいの気迫で投げてたような思いを僕は感じました」と印象を述べた。
続けて、〝打者大谷〟の三回のバント安打について、「すべての選手が先取点を取らなきゃってところに向いていたってことですよね」と私見を語ったうえで、「瞬時に判断してこういう形になったと思うんですけど。理屈でわかっててもここでできるかっていったら…。ホームランで150メートル飛ばす打者ですからね。それがバント。これがさあ、違うんだよ、次元が。本当にすごいと思う」と大絶賛。「栗山監督もビックリしたかもわからない」と付け加えた。