サッカー欧州リーグ・決勝トーナメント1回戦第2戦(16日、ロンドンほか)イングランド・プレミアリーグ、アーセナルのDF冨安健洋(24)がスポルティング(ポルトガル)戦に先発出場。前半途中で右脚を痛めて交代した。チームは1―1で引き分け、2戦合計3―3で延長に突入。そのまま迎えたPK戦に3―5で敗れた。
前半5分、冨安はボールを持った相手に接近した際に脚が芝生の上で滑ったようで不自然な体勢で倒れた。右脚を気にするそぶりを見せつつもプレーを続けていたが、同9分にピッチに座り込み、医療スタッフの治療を受け、険しい表情で負傷交代となった。
昨年11月のW杯カタール大会でも直前に右太もも裏を痛めている。アーセナルのミケル・アルテタ監督(40)は「本人の(けがへの)リアクション、私に話した内容から判断すると極めて深刻そうだ」と話した。試合後は、松葉づえ姿でスタジアムを後にした。
冨安は第2次森保ジャパンの初陣となるキリンチャレンジ杯のウルグアイ戦(24日、国立)、コロンビア戦(28日、ヨドコウ)に挑む日本代表メンバーに選出されている。
詳しい検査結果などは発表されていないが、代表に合流できるかは不透明。離脱となれば、新生ジャパンにとっても痛手となる。