陸上の春季オープンが17日、東京・国立競技場で開催され、女子5000メートルで野田真理耶(まりや、18)=北九州市立高3年=は16分17秒53で全体2位。「途中まではよかったが、ラスト1キロが上げられなかった」と反省した。1位はサラ・ワンジル(新潟・帝京長岡高3年)で16分7秒62。
5000メートルで15分50秒98の自己ベストを持つ期待の18歳。今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝では実業団選手や大学生も走る1区で区間5位と好走した。今年2月には世界クロスカントリー選手権U20女子(6キロ)に出場し、21位と健闘した。「今までに経験したことがないきつさで、結果も悔しかった。(レースの)展開を間近で見てこれが世界かと思った」と野田。春からは大東大に進学する。すでに入寮し、同大学を拠点に練習を始めている。「スポーツ科学科なので、専門知識を学んで競技力を上げたい」と意気込みを語った。
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