DeNAの編成トップの萩原龍大チーム統括本部長が14日、トレバー・バウアー投手(32)=ドジャース=の獲得経緯を明かした。
「数年前からうちの施設に来ていただいたり、選手と交流を持っていただいていた。(1月に)ドジャースからの放出があったときから気になっていた。何とかならないかと全社で検討していた。3カ月くらいかかりましたけど、やっとここまできた」
バウアーは2021年から3年1億200万ドル(約107億円)の大型契約を結びドジャースに移籍。しかし、同年に女性から「暴行を受けた」との告発を受け、制限リスト入り。DVなどの禁止規定違反による324試合の出場停止処分を受けた。再調査の結果、停止試合数は194に軽減され今季から復帰が可能となったが、今年1月に自由契約となっていた。
DeNAは慎重に獲得調査を進め、暴行の疑いは証拠不十分で不起訴となり、刑事責任を問われていないことを確認した上でオファー。萩原本部長は「手に入れられる情報は全部手に入れた。本人や代理人、その他いろんなところから情報を集めてわれわれとしていけると判断した結果です」と説明した。
さらに「彼はいま、罪に問われているわけではない。それが一番大きなポイント。アメリカの情報とか人によって捉え方は違うけど、公に罪にとらわれているわけではない。従来からのわれわれとの信頼関係もあり、うちにフィットすると感じた」と大きな信頼感を語り、大物獲得成功の背景を明かした。