駒大三冠報告会に出席した大八木弘明監督(撮影・川並温美) 今年度の大学駅伝で史上5校目の3冠を達成した駒大が14日、東京・二子玉川の商業施設で報告会を開催した。イベントには今月限りで勇退して総監督となる大八木弘明監督(64)や後任の藤田敦史ヘッドコーチ(46)、選手らが出席した。
駒大三冠報告会に出席した篠原倖太朗(撮影・川並温美)昨夏の世界選手権代表の田沢廉(4年)らが卒業するが、史上初の2年連続三冠に向けて有力選手が多く残る。今年の箱根駅伝3区区間2位の篠原倖太朗(2年)は、2月の「香川・丸亀国際ハーフマラソン」で日本学生記録(1時間0分11秒)をマーク。その後は田沢、鈴木芽吹(3年)ともに米国で約3週間の合宿を行い、12日の日本学生ハーフマラソンでも優勝と勢いに乗る。大八木監督は篠原を「感性を持っている選手。ライバルが給水をしているときに仕掛けるなど、勝負勘を持っている」と評価し、「勝っておごらず、このまま精進して田沢を抜く気持ちでやってほしい」とエールを送った。
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