一回、大谷翔平が3点本塁打=東京ドーム(撮影・今野顕) (WBC1次リーグB組、オーストラリア-日本、12日、東京D)侍ジャパン・大谷翔平投手(28)=エンゼルス=が「3番・DH」で先発し、一回無死一、二塁の第1打席に右中間席へWBC初アーチをたたき込んだ。
WBCを米国向けに放送する米FOXの中継では、大谷のホームランボールの行方に注目。右翼席では記念球をゲットしたファンが周囲の人も記念撮影できるようにボールを貸し出し、写真を撮ったファンはその隣の人にボールを手渡し〝回覧〟状態となった。
全米一の大谷翔平マニアで知られるFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏は「ボールがスタンドのファンの間で一巡して、元の持ち主のもとに戻ってきた。こんな光景は米国では見られない」と自身のツイッターにつづった。