大阪国際女子マラソンで転倒した佐藤早也伽(左)と岩出玲亜 1月29日に行われた「第42回大阪国際女子マラソン」(サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)で途中棄権した岩出玲亜(28)=デンソー=が1日、インスタグラムを更新。青空の写真を添えた約1カ月ぶりの投稿で「この度、世間をお騒がせしてしまった事について大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
岩出は1月の「大阪国際女子マラソン」に出場し、7キロ過ぎで先頭集団で走っていた佐藤早也伽(28)=積水化学=と接触してともに転倒。佐藤は両ひざを強く打って出血し、18・8キロ過ぎで途中棄権。岩出もハーフを終えた時点で途中棄権をしていた。
レース後にはSNSで岩出を批判する声も上がった。「(投稿まで)長い月日が経ってしまった事について、本来であればすぐに何かしらのコメントが必要だった事も分かってはいたものの、気持ちが追いつかず時間がかかってしまいました。ご心配をおかけしてすみませんでした。しばらく自分と向き合う時間をとっていました」と気持ちの整理に時間がかかったと岩出。それでも「初めは離れたい一心でしたが次第にこの陸上と言うものに人生をかけてやってきた以上このような形で終わるのは悲しいと思い、これからも精一杯練習に励み頑張りたいと思いました」と前を向いた。