2004年3月30日付サンケイスポーツ1面。最強軍団をボコボコにし、文句ナシで「世界一」だ 本日は3月1日。言われなくても分かっているでしょうが…。阪神のシーズン開幕戦(対DeNA、京セラドーム)は3月31日(NPBの開幕は30日)だから、もう「今月の話」だ。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に至っては、9日に開幕して、まず中国と対戦する。わずか8日後。すぐそこだ。サンスポの野球担当記者も臨戦態勢に入っている。
ファンにとっては待ちに待った季節の到来。昼過ぎ、トラ番であり現在は侍ジャパン担当の織原祥平が発信した速報記事が、大フィーバーを予感させた。
「3日、4日のバンテリンドームでの日本VS中日戦のチケットは完売」
最近は空席が目立った、あの大きなドームが埋まるのかぁ。しかも、練習試合なのに…。そう思っていたら、電話をした先の当番デスク・長友孝輔が同じ思いを口にした。
「僕も、名古屋まで行って見たいですよ。たぶん、合流した大谷(エンゼルス)がフリー打撃で快音を響かすと思うんです。ダルビッシュが実戦形式のライブBPで登板したりもするでしょう。試合前から見どころ満載です」
聞いているだけでワクワクしてくる。