好投したヤクルト・吉村貢司郎=沖縄県浦添市(撮影・今野顕) (オープン戦、ヤクルト―阪神、25日、浦添)ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=が2番手でプロ初の実戦登板に臨み、2回25球を投げ無安打無失点と満点デビューを果たした。
「ストレートも自分の思っていた通りに投げられていた。力強い球を投げれていたので良かったかなと思いましたし、バッターを見ながら投げれたので、いろいろと収穫という面ではよかったのかなと思います」
三回からマウンドに上がると、1番・近本をいきなり空振り三振を奪った。続く植田の2球目には、球場表示でこの日最速となる146キロを計測。四回は大山に四球を与えたが、最後は糸原を投ゴロ併殺打に抑えた。
阪神打線と相対し「すごく雰囲気があったので、そこに負けないように力強く投げていこうと思って投げました」と吉村。開幕ローテーション入りへ、好スタートを切った。