セント・フォース所属となり、初インタビューに応じた早川優衣=大阪市浪速区(撮影・林俊志)
ギャラリーページで見るお笑いコンビ、千鳥のノブ(43)のめいで、自転車BMX選手の早川優衣(21)が今月1日から芸能事務所「セント・フォース」に所属となり、サンケイスポーツが初インタビューを行った。BMX日本代表で世界を転戦してきたが、東京五輪出場を逃し、違った角度からスポーツの魅力を伝えようと決意。ノブからもアドバイスをもらい、スポーツキャスターのほか、バラエティーなどマルチに活躍できる人材を目指す。
クセは全くスゴくない。独特のツッコミセンスが光る漫才師、ノブのめい、早川がセント・フォース入り。笑顔がキュートな現役女子大生だ。
「五輪に出ることだけが全てじゃないし、BMXを広めたい気持ちがあって、テレビや取材を通して広めていきたいと思いました」
13歳から自転車競技で世界を転戦してきたが、目標だった東京五輪出場を逃し、心に穴が開いた。まだ21歳-。就職活動も考えたが、さまざまな選択肢の中から、皆藤愛子(39)、神田愛花(42)らを擁するフリーアナウンサー大手の事務所入りを決断した。バスケットボール元日本代表の五十嵐圭(42)らが在籍するアスリート・文化人部門、セント・フォースZONEに所属。今後はBMXと並行して芸能活動も積極的にこなすつもりだ。
「スポーツキャスターだけではなく、マルチに。チャンスがあるならバラエティーにも出てみたい。ノブおじちゃんと練習が必要ですね」と抱負。事務所側も「BMXをはじめとするスポーツを広めていく架け橋になってほしい」と期待を寄せる。
今回の決断の裏にはノブのアドバイスもあった。千鳥は今やレギュラーを多く抱える売れっ子だが、東京進出後、長い期間くすぶり続けた。たくさん相談に乗ってもらい、仕事の向き合い方に刺激を受けた。