40年来の盟友トークで盛り上げた錦織(右)と植草。舞台共演する日も近い!?=東京・中央区(撮影・岡田亮二) 少年隊の錦織一清(57)と植草克秀(56)が7日、東京・日本橋室町の三越劇場で舞台「サラリーマンナイトフィーバー」(12日まで)の上演後に行われたアフタートークショーに参加した。錦織が作・演出・出演の3役を担う同作に植草が声で〝友情出演〟していることから実現。植草に正式出演の公開オファーがされるなど、盟友トークでファンを喜ばせた。
ニッキとカッちゃんが1日限りの特別なトークタイムで魅了した。
舞台は主演の渋谷天笑(39)扮するしがないサラリーマンが、一人娘の願いをかなえるべく奔走する痛快人情コメディー。錦織は、昨年の巡業では主人公が勤める会社社長役で5年ぶりに舞台出演。今回は人格者のホームレスに役柄を変えて存在感を発揮している。
昼公演後のアフタートークショーに参加した植草は「サラナイ」ファンの温かい拍手に迎えられると、役衣装の錦織を見て「違う人みたい」と苦笑。錦織は、父娘の絆とともに随所に笑いをちりばめた物語の空気感そのままに、「じゃあ椅子に掛けようか」と言いながら〝駆ける〟しぐさのおやじギャグで歓迎した。
植草は2020年の初演から欠かさずに観劇しており、この日は2階席から堪能。「ますますパワーアップしていて一番良かった。涙腺が崩壊しそうになったけど『泣くもんか』と堪えたよ」と絶賛。錦織は「身近に舞台を愛してくれる人がいて冥利に尽きる」と頰を緩ませて感謝した。
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