NHK「大奥」に出演する阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子(右、お江役)と木村美穂(お美役) (NHK提供) お笑いコンビ、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子、木村美穂が7日、江戸時代の男女逆転の世界を描くNHKドラマ「大奥」(火曜後10・0)に出演。この日からスタートした「第5代・徳川綱吉 × 右衛門佐編」に、原作にないオリジナルキャストとして登場した。
渡辺は「お江」、木村は「お美」を演じた。ともに時代劇初出演。出演にあたってコメントを寄せ、普段はメガネがトレードマークの2人が〝特別待遇〟で劇中でも黒縁のメガネをかけた姿だったことなどを明かした。
◆阿佐ヶ谷姉妹コメント
「初めての時代劇のお仕事で緊張しましたが、皆様にとても良くしていただきました。当時江戸の町民で眼鏡をかけられる人はなかなかいなかったそうですが、特別待遇で二人ともかけさせてもらえた事も貴重な経験で。今は掛けやすい眼鏡に進化していて本当にありがたいと思いました。
私達が出演するのは『犬公方』綱吉様の時代。妹・美穂は『撮影現場でお犬様に会えるかしら』とそればかり。実際その頃の江戸の人々は大変だったはずですが、その当時に思いを馳せるより、お犬様に思いを馳せてソワソワしていました。栃木出身の姉・江里子は、日光でのロケで地元のエキストラの方とのお話に花を咲かせたり...結局のんきな二人でしたが、原作から拝読していた『大奥』に関われてとても光栄です。これからの展開もものすごく楽しみです。ワクワクソワソワしながら私たちも見守りたいと思います」
「大奥」の原作は漫画家、よしながふみ氏による同名傑作コミック。江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、若い男子のみが感染する伝染病がまん延し、日本の社会構造は激変。江戸城でも将軍職は女子へと引き継がれ、大奥では希少な男子を囲い、男の世界が築かれていくというSF時代劇だ。これまで同作の一部が映画、ドラマ化されてきたが、3代将軍・家光の時代からラストとなる大政奉還まで映像化されるのは今回が初めてとなる。堀田真由、福士蒼汰、仲里依紗、山本耕史、冨永愛、中島裕翔(Hey!Say!JUMP)らが出演。脚本は「JIN-仁-」「ごちそうさん」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」などを手がけた森下佳子氏。主題歌は幾田りら 「蒲公英」。
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