3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表で出場する米大リーグ、カージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手(35)、ノーラン・アレナド内野手(31)、アダム・ウエインライト投手(41)が7日(日本時間8日)、オンライン会見を行い連覇への思いを語った。
本塁打王3度、通算299本塁打のアレナドは「日本には(大谷)翔平やダルビッシュがいて、本当に素晴らしい投手陣だと聞いている。優勝だけが目標だ」と語った。優勝した前回大会で4番を務めたアレナドは「前回もいいメンバーだったが、トラウトやベッツはいなかった。優勝して出場したいと思う選手が増えたと感じる。サッカーのW杯を見て、国を代表してプレーする素晴らしさを知った。それに近づけるような大会にしたい」と星条旗を付けて戦う舞台に胸を膨らませた。
昨季ナ・リーグMVPに輝いたゴールドシュミットは「前回大会ではアレナドがバントをしたんだ。ほかの試合でそんな姿を見たことがない。出場機会の多い少ない、本職ではないポジションを守るなど、チームの勝利のためなら何でもする選手が前回は集まっていた。今回も100%、何としても勝ちたいと思っている」と話した。
通算195勝ウェインライトは昨季までバッテリーを組んだモリーナが監督として率いるプエルトリコ戦での登板を熱望。「モリーナに『プエルトリコ戦で投げるのが楽しみだ』と言ったら、『お前の球は全部知っているぞ』と言われた」と笑った。
カ軍からは日本のヌートバーを含め、10選手が7チームに分かれてWBCに参戦する。
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