ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊で自走式りゅう弾砲により砲撃するウクライナ軍=5日(ロイター=共同) 英紙フィナンシャル・タイムズは6日、ロシア軍の大攻勢が10日以内にあり得るという「非常に堅い情報」をウクライナが得たと報じた。ウクライナの軍事顧問の話として伝えた。
ゼレンスキー大統領は軍のザルジニー総司令官、国防省のブダノフ情報局長らと会い、ロシアの攻勢の可能性や東部ドネツク州の激戦地バフムトの状況などについて対応を協議した。空席となっている州知事の人事についても話し合ったという。
ウクライナ国防省幹部は「今年春や夏に東部や南部の戦線を支援するためにロシアは1月、30万~50万人を徴兵しようとした」とした上で、ロシア軍が侵攻をやめる意図はないとの考えを示した。地元メディアが伝えた。
一方、戦略産業相に横滑りすると与党議員から指摘されたレズニコフ国防相は「大統領から連絡を受けていない」と否定した。レズニコフ氏は国防省の汚職疑惑を巡り監督責任を追及されていた。(共同)
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