2018年ロシアW杯では、日本は大迫の勝ち越し弾でコロンビアに勝利した 日本サッカー協会は6日、日本代表が3月28日の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2023」でコロンビア代表と対戦すると発表した。大阪・ヨドコウ桜スタジアムで午後7時20分開始予定。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が20位で、コロンビアは17位。森保一監督(54)の〝第2次政権〟の2戦目となる予定で、W杯8強という目標に向け、強豪との対戦が組まれた。
相手にとって不足はない。3月下旬の国際親善試合2連戦の2試合目の相手が、南米の強豪コロンビアに決まった。
日本は昨年のW杯カタール大会の1次リーグでドイツ、スペインを破って16強に進出。しかし、決勝トーナメント1回戦でPK戦の末、クロアチアに敗れた。3度目の挑戦でも逃したW杯8強入りを目指し、再出発。現在は欧州視察中の森保監督は、3月の活動を「2026年W杯に向けて新たなチーム作りのスタート」と位置づけている。
コロンビアは南米予選6位で、カタール大会出場は逃した。しかし14年W杯ブラジル大会では8強に入り、FIFAランクでも〝格上〟だ。過去の対戦は日本の1勝1分け3敗。1勝は18年W杯ロシア大会1次リーグ、MF香川とFW大迫のゴールで、2-1で勝ったものだ。森保ジャパンは19年3月に親善試合で対戦し、0-1で敗れた。
コロンビアはアルゼンチン人のロレンソ新監督が就任以降、4勝1分け。メキシコやパラグアイを下した。カタール大会の南米予選で背番号10だったMFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)は直近は招集されていないが、FWボレ(フランクフルト)ら欧州で活躍する選手がそろう。
〝第2次政権〟の初陣となる3月24日(国立競技場)の相手は未定だが、FIFAランク16位のウルグアイのジャーナリストが日本との対戦が決まったとツイッターで明かしている。日本協会の田嶋会長はこの日「決まり次第、発表します」と話すにとどめたが、事実ならば、南米の実力国との2連戦になる。
★専務理事ツネ様〝改革〟インスタで発信力強化 日本協会の専務理事に1日付で就任した元日本代表DF宮本恒靖氏(46)が6日、取材に応じ、「サッカーを日本で大きな存在としていくことに貢献したい」と抱負を語った。その実現のため、協会の役割や取り組みについて「知ってもらわないといけない」とし、就任後に開設した自身の公式インスタグラムで日々の業務などについて積極的に発信する。知名度も生かし、開かれた協会としていく考えだ。
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