ノルウェーやデンマークなど北欧5カ国の国内オリンピック委員会(NOC)が、ウクライナへの侵攻を理由に、ロシアとベラルーシ両国選手の国際大会への参加禁止を国際オリンピック委員会(IOC)に求めた。7日、AP通信が報じた。IOCはロシアとベラルーシ選手の復帰を「中立」の立場などの条件付きで検討している。
スウェーデン、フィンランド、アイスランドを含めた五つのNOCは「今は復帰を検討する適切な時期ではない」と声明で反対を表明。旧ソ連から独立したリトアニア、エストニア、ラトビアのバルト3国の首相が五輪不参加の可能性を示唆するなど、IOCの対応に批判が高まっている。(共同)
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