北朝鮮の朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議に出席した金正恩党総書記(奥左から3人目)=6日、平壌(朝鮮中央通信=共同) 北朝鮮メディアは7日、平壌で6日に今年の軍事的課題を討議する朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、金正恩党総書記が指導したと伝えた。朝鮮人民軍の訓練を強化し「戦争準備態勢をより厳格に完備する」問題などが扱われたとしている。詳細は明らかにされていない。
金正恩氏の活動を同国メディアが報じたのは今年1月2日以来。
会議では、軍の機構編成や規定の改正に絡む問題も議題となり、決定が採択された。金正恩氏は、軍事部門が党の闘争課題を軍事力で支えるとの期待と確信を表明したという。会議には党中央軍事委副委員長の李炳哲、李永吉両氏や軍司令官らが出席した。
6日は1963年に金日成主席が前線部隊で戦闘力強化に向けた指針を提示したとされる日から60年の記念日に当たり、会議はこれに合わせて開催されたとみられる。(共同)
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