嵐の相葉雅紀(40)が主演するTBS系ドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(今春放送)に演歌歌手、坂本冬美(55)、女優の一路真輝(58)、女優の上戸彩(37)が出演することが6日、分かった。
同作は石井ふく子プロデューサー(96)が3年ぶりに手掛ける新作。15歳で両親と家を失い、その数年後に病で姉を亡くした「ひとりぼっち」の相葉演じる主人公、杉信也を軸にした愛と奇跡の物語だ。
信也の最愛の姉にそっくりなおにぎり専門店「たちばな」の店主、立花香役を坂本、同店従業員の藤森聡美役に一路が決定。常連客で、心を閉ざした信也に立ち直るきっかけを与える内田千秋を上戸が担う。
世話焼きの香役を演じる坂本は「最近、希薄になっている人と人とを結ぶ絆の大切さを思い出させてくれる、心がほんわか温かくなる作品です。生きていく上で誰もが悩みや心に傷を抱えていると思いますが、そんな心に温かく問いかけ、寄り添ってくれる作品です」とアピール。香と二人三脚でおにぎり専門店を切り盛りする聡美役の一路は「坂本さんが握られるおにぎりが見どころです。とても鮮やかな手さばきです」と明かした。
今作は2021年4月に亡くなった脚本家、橋田壽賀子さん(享年95)へのオマージュ作品。
橋田さんの代表作「渡る世間は鬼ばかり」に出演していた上戸は「橋田先生とは若い頃からお仕事させていただいておりましたが、いつお会いしても、こんな私にでさえ深々と頭を下げてごあいさつをしてくださり、常に笑顔で優しくお話ししてくださるお方でした」としみじみ。「人の温かみをとても感じる今回の作品。その温かみが見てくださる方の心に届くことを心から願っております。ぜひ多くの方にごらんいただけましたらうれしいです」と呼びかけた。
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