アッレグリ監督、13位ユベントスの現状に「サレルニターナ戦は直接対決。笑ってしまうが…」 ユベントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが6日、サレルニターナ戦の前日会見で意気込みなどを語った。
シーズン序盤の成績不振から2位に浮上するまで持ち直したユベントス。だが前経営陣の不正により15ポイント剥奪の処分を受けて10位へと転落し、さらに前節でモンツァに敗れたために13位で下位での争いを余儀なくされている。
そんな中、2ポイント差で背後に迫る16位サレルニターナとの対戦へ臨むユベントス指揮官アッレグリは、敵地での一戦をライバルとの直接対決と位置づけ、警戒を強めた。
「(敵将ダヴィデ)ニコーラは素晴らしい仕事をしており、明日は難しいスタジアムで複雑な試合になる。サレルニターナと同等の立場に立ち、正しい姿勢で試合臨むことが重要だ。順位表を見る限りでは直接対決と言える。相手に追い越されないようにしなければならない」
降格圏の18位ヴェローナとは現時点で9ポイントの差が開くが、「他の目標を目指すことに慣れているチームに残留争いの心の準備ができているか」と問われると、アッレグリが見解を示した。
「現時点において15ポイントを剥奪され、獲得ポイントは『23』という現実がある。我々はセリエAに残留するために40ポイントに到達しなければならない。笑ってしまうが、こういう状況だ。まずは12位という小さな目標を設定し、その後はさらに上を目指していきたい」
さらにユーヴェ指揮官は、フィジカルトラブルから復帰したばかりのドゥシャン・ヴラホヴィッチや好調のモイーズ・キーンに言及した。
「ドゥシャンのフィジカルの状態は非常に良い。ここへやってきた時よりも体が軽くなった。明日はゴールを決めてくれることを願っている。だが現在、キーンを外すことは難しい。精神面および技術面で成長し、重要な選手となりつつある。彼を外すとしたら私としても残念だ」(Goal.com)
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