じゃんけんの勝負強さを発揮した? 阪神・ミエセス(右はノイジー)=宜野座村野球場(撮影・松永渉平) 阪神春季キャンプ(6日、沖縄・宜野座)阪神キャンプの第2クール3日目は雨天のため、室内練習場で5日に続いて、サインプレーなどの確認を行った。精度の低さに苦言を呈した岡田彰布監督(65)も一夜明けて、及第点を与えた。昨年12月に就任した榊原定征コミッショナー(79)が視察に訪れ、臨時コーチを務めていた赤星憲広氏(46)は3日間の役目を終えた。指揮官の主な一問一答は以下の通り。
ーー連係プレーの練習は5日と比べて
「よかったよ。全員でできたしな」
ーー呼吸という意味で
「合わさなアカンからな。内野も全部代わっとる。タイミングも違うからな。二遊間にしてもサードもファーストも、あの組み合わせで去年とか、やってないわけやん」
連係プレーの練習を見つめる阪神・岡田監督=宜野座村野球場(撮影・松永渉平)ーーこういう練習は日々やっていかないと
「そんな時間ないよ。あんなんばっかりしとったら、バッティング(ができない)。だから、ちょうどエエ、雨やしな。ちょうどよかった」
ーー実際にああいうミスで落とす試合は結構あるのか
「お前が調べろよ、じゃあ。知らんがな。俺、全試合見てないからアレやけど」
ーーミスを防ぐことでかなり失点を防げる
「連係、タイミング。チームとして当然、合わさなアカンこと。基本的なことやんか」
ーー内容は5日と同じ
「一緒、一緒。昨日はサインを入れとったからな。だから隠したけど、今日は別にサインを使ってないから。どこの球団でもやってることは一緒。サインで何をやるかわからんようにカムフラージュしてるわけやけど。昨日は5人しか投内の時間がなかったからな。今日は全員ができたから。見学だけじゃ、タイミング合わされへんからな。実際、自分で投げて、合わさんとな」
ーー赤星臨時コーチの指導が終わった
「知らないこととか、新しい発見もあったと思うし、何個盗塁ができるとか、そういう問題やなしに、いろんな面で、絶対にプラスになると思うけどな」
ーー連日ブルペンを見ている。左投手について
「左? まあ少ない…少ないことはない。少ないというか、理想やけどな、右左とちゃんとおれば。でも他のチームと比べて左、多いと思うよ。15人もおるんやで。力があるかないかだけの話であって、故障とか、いろんなん含めてやけど」
ーー中継ぎに左は何枚入れたい
「何枚とかないよ。お前、力の勝負というか、右でも力があれば右が勝つよ」
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