7日、トルコ南部ハタイで大地震の被害現場を訪れる地元住民ら(ロイター) 英紙「デーリー・メール」など複数のメディアは7日、トルコで6日に発生した大地震でがれきの中から、ガーナ代表MFクリスティアン・アツ(31)が救出されたと報じた。右足を負傷し、呼吸困難で入院しているとの報道の一方で、けがで入院したが健康状態は良好という話もあり、情報は交錯している。
アツはイングランド・プレミアリーグのニューカッスルなどでプレーし、2014年W杯ブラジル大会にも出場。現在は地震で大きな被害を受けた南部に本拠地を置くトルコ1部リーグのハタイスポルに所属している。自宅のあるアパートが倒壊し、行方が分からなくなっていた。
同クラブの幹部や2部リーグの選手の行方が、いまだに不明との報道もある。この地震を受け、同国内ではスポーツイベントが当面の間は休止となった。
元日本代表MF本田圭佑は自身のツイッターで「1人でも多くの生存者が救出されることを願っています」などと英語でつづった。02年W杯日韓大会にトルコ代表FWとして出場し、Jリーグの神戸でもプレーしたイルハン・マンスズ氏は「私の国の人々は、あなたたちの助けを必要としている」と支援を呼びかけた。
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