英国国旗をモチーフにしたキュートな衣装で歌い踊るユーミン。50周年を迎え、さらに輝きを放つ=新潟・湯沢町
ギャラリーページで見るシンガー・ソングライター、松任谷由実(69)が6日、新潟・苗場プリンスホテルで冬の恒例ライブをスタートさせた。今年はデビュー50周年イヤーで、「恋人がサンタクロース」や「DESTINY」など自身最長規模となる計40曲のメドレーを約45分にわたりノンストップで披露。約2時間にわたるパワフルなステージで魅了し、「チャレンジすることで先に希望が見える」と60代のラストイヤーも全力で駆け抜ける。
隣接する青天の苗場スキー場は積雪200センチと絶好のコンディション。昨年7月からデビュー50周年イヤーに突入したユーミンが数々の名曲で2023年を鮮やかに滑り出した。
〝未体験〟の挑戦はいきなりスタート。冒頭、約1100人のファンに「ライブでノッてほしいけど、倒れないでくださいね」と意味深にあいさつ。「海を見ていた午後」から始まり、「恋人がサンタクロース」「青春のリグレット」「DESTINY」など名曲40曲を〝いいとこ取り〟で凝縮。約45分のノンストップメドレーでユーミンワールドに引き込んだ。
間奏では給水をしながら、声量は最後まで落ちずに軽快なダンスをまじえて〝完走〟。とはいえ、肩で息をしながら「歌っても歌っても終わらない」とボヤいて笑わせた。