3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の公式サイトが6日(日本時間7日)に更新され今大会で採用するルールの概要が発表された。
投手の球数制限については前回大会を踏襲し、1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球となった。いずれも打者との対戦中に制限に達した場合は、その打者との打席が完了するまでは投げ続けることが認められる。また、50球以上を投げた投手は中4日、30球以上あるいは連投した投手は中1日の登板間隔を空ける必要がある。なお、球数制限があるため、リードしているチームの投手が五回を投げ終えていなくても勝利投手の権利が発生する。
開幕前に行われるWBC公式の強化試合(日本は3月6、7日)は49球までとし、MLB球団所属選手については球団がさらに少ない球数制限を設けることができる。
試合ルールは2020年のMLBルールを基本とし、ワンポイント登板の禁止、全試合でのDH制採用、延長十回からの無死二塁スタートのタイブレークなどは採用され、今季から導入されるピッチクロック、シフト守備の禁止、ベースサイズの拡大などは採用しない。
1次ラウンドでは五回15点差、七回10点差以上でコールドゲームとなる。
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