所属先の東海理化本社を訪れ、テニスの全豪オープン車いすの部、男子シングルス準優勝を報告した小田凱人=6日、愛知県大口町 1月に行われたテニスの全豪オープン車いすの部、男子シングルスで準優勝した16歳の小田凱人が6日、所属先の東海理化本社(愛知県大口町)を訪れて結果報告を行った。社員一同に祝福を受けて笑顔を見せた一方で、完敗だった決勝を振り返り「満足感よりも、悔しさが一番大きい。終始押され、僕がしたいプレーができなかった」と残念そうに話した。
攻撃的なプレーが持ち味で、現役引退した第一人者、国枝慎吾さんの後継者と期待される。残りの四大大会や2024年パリ・パラリンピックの出場権が懸かる10月のアジア大会(中国・杭州)を次なる目標に見据え「悔しさを次につなげて、必ず決勝に残ってもっと頑張っていきたい」とさらなる活躍を誓った。
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