日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)の大喜利レギュラーメンバーに新加入した落語家、春風亭一之輔(45)が6日、日本テレビ系の情報番組にはしご生出演。心境を明かした。
5日放送回から初登場した一之輔は一夜明けたこの日、「ZIP!」(月~金曜前5・50)に生出演。初回収録は「楽しかったですけどね」と振り返り、「子供とかにも内緒で出たんですけど、家に帰ったら誰もいなくて誰も見てなかった。お父さんと僕たちは関係ないよって言われました」と予想外の反応を明かして笑いを誘った。
その後「スッキリ」(月~金曜前8・0)では、昨年加入した桂宮治(46)から聞いた話として「宮治君に聞くと電車に乗ってても、笑点に出た瞬間から名前を言われる。立ちしょんべんもできねえな」とジョーク。新加入したことには「笑点の向こう側に落語界がある。出てる人はみんな落語が面白い人たちばかり。大喜利をやっている人でイメージが止まっている場合がある。落語を好きな人も笑点を面白いんだなと見直してもらいたい」と強調。「落語が好きな人は笑点が嫌いな人が多いんですよ。落語やんねえじゃんとか、大喜利じゃんそれって。一般的なイメージと落語好きのイメージは笑点は違うので。落語家が好きな人も価値のある番組なんだなとわかってもらえるだろうし、笑点ばかり好きな人も落語を見てみようかなという思いになってくれるのがベスト」と語った。
チケットが取れない落語家として名をはせ、昨年の高座は900席以上。ラジオレギュラーも2本持ち、ますます多忙になるが、「高座は減らさないようにしないといけない」と意欲をみせた。
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