宝塚歌劇雪組御園座公演「BONNIE & CLYDE」 雪組トップスター彩風咲奈(左)、トップ娘役夢白あや(右) =名古屋市の御園座 (撮影・山田喜貴)
ギャラリーページで見る宝塚歌劇団雪組トップスター、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)と新トップ娘役、夢白あや(ゆめしろ・あや)による新トップコンビお披露目公演「BONNIE & CLYDE」が6日、名古屋市の御園座で開幕した。
映画「俺たちに明日はない」等で題材となった伝説のギャングカップルをテーマに、2009年にアメリカで初めて上演された作品。1930年代のアメリカ・テキサス。貧困にあえぐ暮らしの中で、彩風演じるクライドはアウトローのヒーローに憧れ、夢白演じるボニーは映画女優になる夢を持っていた。偶然出会った2人は先行きの見えない日々から飛び出し、盗んだ車で銀行強盗を繰り返す。投獄されるクライド、脱獄を手助けするボニー。感情のままに人生を疾走するふたりの、刹那的な生き様を描いている。
夢白は2017年入団の103期生。宙組時代に2度新人公演ヒロインを経験し、20年に雪組へ組替え。22年上演の「心中・恋の大和路」ではヒロインの梅川役を感情豊かに演じ、好評を得た。今作では、人生を謳歌するボニーをキュートに演じ、早くから注目されていた美しさを存分に発揮した。3月1日まで。
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