丸山和郁を指導する真中臨時コーチ=沖縄県浦添市(撮影・今野顕) ヤクルト春季キャンプ(6日、沖縄・浦添)第2クール2日目を迎え、元監督の古田敦也氏(57)、真中満氏(52)による指導がスタートした。真中氏は2017年の監督退任後、初めて臨時コーチで登場。若手選手を中心に打撃の心構えをレクチャーした。
「能力の高い打者がそろっているので、きっかけをつくってあげたい。練習方法や実戦に入ったときの対応の仕方を伝えていきたい」
6年ぶりの〝現場復帰〟。打撃練習の合間には、自身と同じ左打ちの外野手で明大から入団2年目を迎えた丸山和、左打ちの遊撃手として昨季139試合に出場した長岡と身ぶり手ぶりを交えながら話し込む場面も。昨季、打率・233(90打数21安打)だった丸山和は具体的に明かさなかったものの「カウント別の待ち方や追い込まれたときの対応を学べて勉強になった」と成長の肥やしにした。
12日まで指導を行う真中氏は、高津監督から「打てるようにしてください」と頼まれており「できる範囲のことはしていきたい。楽しみな選手は多い」。解説者として〝外〟から見た目でV3を後押しする。
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